企業経営では、
「もう少し様子を見よう」という判断が繰り返されます。
しかし裁判や紛争の場では、
その判断は“何もしなかった”と評価されることがあります。
「まだ様子を見る」が、最も危険な選択になる瞬間
法的評価は、
「正しかったか」ではなく
「その時点で、何をしていたか」を見ます。
判断を先送りした結果、
・ 証拠が消える
・ 選択肢が減る
・ 相手に主導権を渡す
という構造が生まれます。
重要なのは、
決断したかどうかではなく、判断の痕跡が残っているかです。
顧問弁護士や外部専門家を入れる意味は、
「決断を早める」ことではありません。
判断の存在を可視化することにあります。
【実務上の注意】
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放置=中立ではない
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判断を記録しないこと自体がリスク
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後から理由を作ることはできない
【まとめ】
企業にとってのリスクは、
誤った判断ではなく、
判断しなかったと評価されることです。
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顧問弁護士は判断の遅れを防ぐ存在
(初動対応の重要性の補強)
本記事は、企業経営・顧問弁護士・法的判断において、
「判断のタイミング」「説明の構造」「後からの評価」が
紛争結果を左右する点を、実務弁護士の視点から解説するものです。







