1 働き方改革を味方に付けるには
働き方改革関連法の順次施行が始まり、企業においては、大企業では、直ちに働く時間の上限が規制され、また中小企業においても、直ちに有給取得が義務化されるなど、人事労務に関する制度としてここ数年間でも最もインパクトの大きい転換となりました。
一方で、「HR TECH」と呼ばれる人事労務のシステムが台頭し、従来型の業務では、テクノロジーに代替されてしまう時代が到来しています。
私共の弁護士業界も、AIを活用したサービスが次々と登場し、弁護士本来の価値について、再考が必要な時代になりました。私は、そのプロセスにおいて、同様の環境にある社労士先生と「協働」し、双方が、本来の価値を現実化できる場面を創りたいと考えています。
2 士業として何を提供すべきか
士業事務所として、働き方改革を味方に付け、本来士業が企業に提供すべき価値を最大化させるには、働き方改革の本質・背景、法的な理解を深めたうえ、実践に落とし込むことが最重要だと感じています。
今回は、就業規則を中心に、社労士の先生方が企業に対するアドバイスを行う際に、有用になるであろう情報をお伝えいたします。
なお、士業ネットワークへの参加は、いつでも承っております。お知り合いの先生の中に、ご参加をご希望の方がいらっしゃいましたら、ぜひご紹介ください。
3 開催概要
今回のセミナー後には、「懇親会」の開催を予定しております。懇親会での親睦を通じ、お互いの業務内容や、指向性、顧客に対する想いなどを共有し、理解することで、よりレベルの高い実践的なネットワークを実現したい、と考えております。奮ってご参加いただけますと幸いです。
4 開催概要
開催日時:2019 年 6 月 11 日(火) 16:00~18:00 ※終了後懇親会有
開催場所:コンチネンタルビル 4階会議室
地下鉄東西線西11丁目駅より徒歩45秒 ※駐車場あり(有料)
テーマ:働き方改革~就業規則編~
主催:前田尚一法律事務所
FAX. 011-261-6241
代表弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
私は、さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては、直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、30年を超える弁護士経験と実績を積んできました。
この経験と実績に裏付けられた強みを活かし、依頼先企業の実態や実情に加え、企業独自の志向、そして経営者のキャラクターやパーソナリティーも踏まえた紛争の予防と解決に取り組んでいます。