賃貸借物件の売却でお困りですか？
前田尚一法律事務所が解決のサポートをいたします。
賃貸借物件の売却は、単なる不動産取引以上に複雑で、法的リスクが潜むことが少なくありません。特に賃借人がいる場合、契約内容や物件の現状が売却後のトラブルに直結することがあります。不測の事態を防ぎ、スムーズな取引を実現するために、法律の専門家のサポートが欠かせません。
収益物件の売却におけるよくある課題
- 賃借人との関係性：賃料の支払い状況や過去のトラブルが売却価格や契約条件に影響することがあります。
- 物件の契約不適合：令和2年の民法改正により、「契約不適合責任」が導入され、売主の責任範囲が広がりました。物理的瑕疵（例：土壌汚染）、法律的瑕疵（例：用途制限）、さらには心理的・環境的瑕疵も問題となり得ます。
- 買主への告知不足：物件に関する情報が不足している場合、後に買主からのクレームや損害賠償請求に発展するリスクがあります。
これらの課題は、専門的な知識と慎重な対応が求められる領域です。
当事務所の解決事例
当事務所では、これまで多くの収益物件売却に関わるトラブルを解決してまいりました。以下は、「前田先生に相談しなければ、後で大きなトラブルになっていたと思います。本当に助けていただき感謝しています。」旨の声をいただいた、あるクライアントの事例です。
依頼内容
賃貸借物件を売却する際、賃借人との関係や物件状況について買主に告知すべき事項が複数ありましたが、適切に対処できるか不安があり、売買契約を解約されないままで、将来、損害賠償など請求されないようにして欲しいるとのご相談を受けました。
この方は、以前、同じく、既に賃借人がいる物件を取得して、この賃貸借物件を活用して収益をあげる事業としておられたものの、賃料不払をする賃借人を相手に、明渡しをさせ、延滞賃料を確保した事例の依頼者からご紹介いただいた方です。
この案件を機に、弁護士顧問契約を締結させていただきました。
解決プロセス
-
物件状況の精査とリスク分析
物件の賃借人が過去に反社会的勢力との関係が疑われた履歴や、建物のカビ・結露の問題を確認。これを買主にどのように告知すべきか、法的観点から精査しました。 -
買主との交渉
クライアントに代わり、買主と交渉を進め、適切な条件で売買契約を進めるための合意書を作成。特に、内装工事費用の一部負担を条件に売買代金を調整しました。 -
契約締結とリスク軽減
買主に対し、物件の告知事項を明確化することで、後日のトラブル発生リスクを最小限に抑え、無事に売却を完了させました。
結果と成果
- クライアントの懸念を払拭し、安心して取引を進める環境を提供。
- 合意書締結により、物件に関するトラブルリスクを大幅に低減。
- スムーズな売却を実現し、最終的にクライアントから感謝の言葉をいただきました。
お客様の声：賃貸借による収益物件の売却：不動産管理会社代表者・男性・49歳
〇不動産売買のトラブルに関して相談させていただきました。当方の代理として、うまく相手方と調整していただき、無事に取引を進めることができました。専門知識があることはもちろんのこと、調整力や交渉力に非常に長けていると感じました。
〇
収益物件の売却に関して、買主への告知が不足していると思われる事項があり、後日トラブルになるのではないかと不安になったため、相談させていただきました。 弊社の代理として、うまく買主と調整していただき、買主と合意書を締結した上で無事に売買を進めることができました。 弊社の甘い考えから、ときには厳しい言葉をかけられることもありましたが、それもすべて弊社のことを第一に考えてのことだと思っています。前田先生に相談せずにそのまま取引を進めていれば、後日トラブルが発生していた可能性は低くはなく、それを思うとぞっとします。大変感謝しております。
弁護士を選ぶ際のポイント
- 経験と実績: 長年の経験と実績がある弁護士を選ぶことが重要です。
- 専門性: 不動産法に精通した弁護士を選ぶことが大切です。
- コミュニケーション能力: 弁護士と円滑にコミュニケーションが取れることも重要です。
前田尚一法律事務所の強み
- 経験豊富な実績：30年以上の法律実務経験と多岐にわたる分野の案件を手掛けてきました。
- オーダーメイドのサポート：依頼者の「勝ち」を個別に定義し、その実現を徹底的に追求します。
- コミュニケーション能力・丁寧な説明：法律用語を避け、分かりやすい言葉で説明し、依頼者と弁護士との円滑にコミュニケーションが取れることを必須としています。
- 迅速かつ丁寧な対応：お客様の不安や疑問を解消しながら、最善の解決策を提案します。
賃貸借物件の売却でお悩みの方、まずは一度ご相談ください。私たちが、法的なリスクを回避し、安心して取引を進められるよう全力でサポートいたします。
前田尚一法律事務所
安心と信頼の法律パートナーとして、あなたの問題解決に寄り添います。
代表弁護士 前田 尚一（まえだ しょういち）
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
私は、さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては、直接自分自身で常時３０社を超える企業を担当しながら、３０年を超える弁護士経験と実績を積んできました。
この経験と実績に裏付けられた強みを活かし、依頼先企業の実態や実情に加え、企業独自の志向、そして経営者のキャラクターやパーソナリティーも踏まえた紛争の予防と解決に取り組んでいます。
