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非上場同族会社の少数株主が抱える課題とその解決策
少数株主として非上場同族会社に関わる中で、「株式を持っているのに経済的なメリットがない」「意見が反映されない」といった悩みを抱えていませんか?
例えば、支配株主が会社利益を役員報酬として受け取る一方で、配当が行われないケースや、株式の相続時に高額な相続税が課される可能性など、少数株主特有の問題が少なくありません。また、議決権の行使による影響力も限られており、少数株主総会を通じて状況を改善するのも困難です。
少数株主が直面する主な課題
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配当が行われない状況:会社利益が支配株主に偏り、少数株主は経済的な恩恵を受けられない。
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株式評価額のリスク:相続時に非上場株式の評価額が高額となり、多大な相続税が発生する可能性があります。例えば、「大日本除虫菊事件」では、株式評価額が当初の予想を大幅に上回り、1億円もの追加納税が必要となった事例があります。
株式売却の選択肢と制約
少数株主が株式売却を検討する際には、以下のような制約が立ちはだかります。
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会社による買取りの限定性: 会社が株式を買い取る義務は、法律で定められた限定的なケースに限られます。これ以外では、経営者側が積極的に買い取ることは稀です。
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市場での売却の難しさ: 非上場株式には市場がなく、買い手を見つけるのが難しいだけでなく、納得できる価格での売却はさらに困難です。
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株式譲渡制限の影響: 非上場同族会社の多くでは、株式譲渡が定款で制限されています。譲渡には会社の承認が必要で、価格が合意できない場合、裁判所による決定価格で売却せざるを得ないこともあります。
問題解決には専門家の力が必要
少数株主の株式譲渡に関する問題は、会社法や税法など複雑な知識を駆使する必要があります。弁護士や専門家のサポートを受けることで、適正な価格での売却交渉が可能になります。
前田尚一法律事務所では、長年にわたり、数多くの少数株主の方々からご相談を受けてきました。
- 株式売却のタイミング
- 適切な売却価格
- 相続対策
- 会社・支配株主との交渉
これらの問題に、法的な観点から総合的にアプローチし、最適な解決策をご提案します。
なぜ、前田尚一法律事務所なのか?
- 豊富な経験と実績: 30年以上の経験と実績を基に、複雑な株式問題を解決に導いてきました。
- 中小企業に強い: 中小企業の経営実態を熟知しており、企業と株主の双方にとって最善の解決策を提案します。
- 丁寧な説明: 法律用語を使わず、わかりやすく丁寧に説明します。
- 迅速な対応: お客様のご相談に迅速に対応し、安心してお任せいただけます。
成功事例
62歳の男性Aさんは、祖父の代から続く老舗企業の少数株主でした。しかし、会社の方針に納得できず、将来への不安を感じていました。
そこで、当事務所にご相談いただき、状況とタイミングを最大限活用し、会社・支配株主との交渉、株式評価、税務対策など、多角的なサポートを行いました。
その結果、会社法や税法に基づく交渉を重ね、最初の提示額の7倍の価格で売却に成功しました。お客様からは次のようなお声をいただいています:
“前田先生のおかげで納得できる価格で株式を売却できました。迅速で的確な対応に心から感謝しております。”
詳しくはこちらをどうぞ。
最後に
少数株主としてお困りのことや不安があれば、まずはお気軽にご相談ください。専門家の力を借りることで、現在の不利益を解消し、将来のリスクを回避する道が開けます。
前田尚一法律事務所では、30年以上の経験と実績を活かし、状況を的確に把握した上で最善の解決策をご提案いたします。ぜひ一度ご相談ください。一緒に最適な解決策を見つけましょう。
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代表弁護士 前田 尚一(まえだ しょういち)
北海道岩見沢市出身。北海道札幌北高等学校・北海道大学法学部卒。
私は、さまざまな訴訟に取り組むとともに、顧問弁護士としては、直接自分自身で常時30社を超える企業を担当しながら、30年を超える弁護士経験と実績を積んできました。
この経験と実績に裏付けられた強みを活かし、依頼先企業の実態や実情に加え、企業独自の志向、そして経営者のキャラクターやパーソナリティーも踏まえた紛争の予防と解決に取り組んでいます。